9月1日、靖国神社崇敬奉賛会青年部
「あさなぎ」の勉強会。
今年2回目。
戦時中に戦艦「長門(ながと)」に
搭乗されていた方をお招きして、体験談を伺う。
大正12年生まれ。
海軍兵学校73期生。
軍人としてはバリバリのエリートだ。
現在、95歳。
マリアナ沖海戦、レイテ島沖海戦を体験しておられる。
2時間、担当者の質問に答えながらお話戴く。
一つ一つ、言葉が重い。ふと口をついて出た
「とにかく早く死にたかった」という言葉。
そのままでは誤解されると考えられたようで、
2・3回言い方を換えて、当時のご自分の本心が、
現代の若者にもなるべく正確に伝わるよう、
懸命に配慮されていた。
その様子が取り分け印象的だった。
戦史上、有名な「栗田艦隊の謎の反転」を
当事者として経験され、
今も相当、悔しがっておられた。
そのお話が終わって、私は限られた時間の中で、
3つのポイントだけ取り上げた。
(1)靖国神社は「若者の神社」である。
ご祭神(さいじん)の多くは10代、20代の若者。
それなのに、若者とは縁遠いと錯覚してはならない。
(2)日本は今、靖国神社ご創建以来初めて、
ご祭神とリアルで具体的な接点の無い
(誰も生前のご祭神と触れ合った事がない)
社会になりつつある(それが善いとか悪いとかではなく、客観的な事実として)。
(誰も生前のご祭神と触れ合った事がない)
社会になりつつある(それが善いとか悪いとかではなく、客観的な事実として)。
そうした状況下で、今後いかに神社を支えて行くか。
(3)天皇陛下のご譲位が迫っている。
このまま経過すれば、陛下ご自身のお気持ちとは別に、
靖国神社の歴史においてかつて例の無い、
ご在位中に1度もご親拝されていない天皇になられる。
これは陛下とご祭神に対し、まことに申し訳ない事と言わねばならない。
しかし、その異常さに誰が気付いているか。
最低限、首相が参拝しない限り、天皇陛下のご親拝はあり得ない。
にも拘らず、首相が参拝しない事実さえ、
問題視されなくなりつつある―。
懇親会にも顔を出した。
様々な若者達が参加してくれていた。
現役の自衛官、水中撮影が専門の写真家、
通信社の記者、国会議員秘書、早稲田大学の
民族派サークル「国策研究会」OBなど。
初参加が何人もいたようだ。
「あさなぎ」の益々の活躍を期待したい。
私は微力ながらこれからも助力するつもりだ。
なお別件ながら。
先日、ハーレーダビッドソン愛好グループの
PRESIDENTの「S…」さんについて、
「私より結構歳上と見受けた」なんて書いてしまった。
だがご本人からのお知らせで、私より何歳もお若かった
事実が判明した。
いやー貫禄があったもんで。
それに私自身まだ40代位の気分が抜けなくて。
どちらにしても失礼しました。
でも戴いたメッセージは好意が溢れ、とても嬉しかった。